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2020年1月7日火曜日

【書籍紹介】EBウイルス 改訂第3版

 超マニアックな書籍の紹介です…紹介してどうするのか…そこは不明です。






 この本は、たった一つのウイルス、エプスタイン・バー・ウイルス(Epstein-Barr virus; EBV) についてかかれた本です。このウイルスに的を絞った本としては、和書としてはこの一冊(前の版はありますが)しかないように思います。

 EBV は多くの成人(人口の9割以上)がすでに感染しているウイルスであり、がんを引き起こすことなどが問題となるウイルスです。ウイルスの種類としてはヒトヘルペスウイルス属に含まれているもので、human herpesvirus 4(HHV-4) というのが正式な略称にはなりますが、慣用的に発見者二人の名前をとって名付けられたまま通称になっています。

 この本は、日本の EBV 研究者が集まって執筆している本であり、このウイルスについての基礎研究的な部分と、臨床に関する部分とに分かれて書かれています。
 
 内容は、EBVに関わる臨床病態の章と、基礎研究的な部分としてEBVのウイルス学についてがまとまっています。

 決して読みやすい本ではありませんが、EBVに関わる臨床をされている先生や、基礎医学的な興味としてEBVに関心のある方にはお勧めしたい一冊です。

 



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2018年7月28日土曜日

学会1日目 International Conference on EBV & KSHV 2018

 学会1日目はサテライトミーティングの "Satellite Meeting on EBV hydroa vacciniforme" に出席してきました。うちのボス主催のミーティングです。
 
 気持ち良い天気の中、ウィスコンシン大学メモリアルユニオンまで歩いて移動。

Fig.1 ウィスコンシン大学メモリアルユニオン

 Hydroa vacciniforme (HV)という疾患は、現在のWHO分類 においては "Hydroa vacciniforme-like lymphoproliferative disorder" という病名で、日本語では種痘様水疱症となります。
 小児期に発症し、Epstein-Barr virus (EBV) に感染したT細胞が日光曝露部の皮膚に浸潤して皮疹を生じるという難病です。非常に稀な疾患ですが、生命予後の悪い群も知られています。

 HV は主に日本人、韓国人、台湾人、中国人と、中南米のモンゴロイド系の人たちに発症することから、何らかの遺伝的背景があることは確実と考えられていますが、稀な疾患であることもあり、研究がまだまだ進んでいないという状況です。
 今回は研究者が集まって現状の認識と今後の研究の課題を話し合おうという会でした。

 日本人研究者、韓国人研究者からの発表があり、お勉強。
 まぁ、事実を申し上げますと、日本人研究者は私の学部時代の恩師でもあり、よく存じ上げております。そもそも、ヘルペスウイルス研究者は多くはないので、日本人研究者はお互い大体存じ上げている、という状況。
 
 お昼ご飯を挟んで、午後は治療法や今後の研究の進め方についてディスカッション。
 こういう稀な疾患は、症例を集めて情報やサンプルを共有すること、競争はあっても情報交換をすることがとても大事ですね。
 日本では名古屋大学の木村宏先生の研究班が熱心に進めています(研究班HP)。

 夕方、学会本体の参加登録をして、しばしのんびり。

Fig.2 メモリアルユニオンよりメンドータ湖を望む

 マディソンには街中にウィスコンシン大学の公式マスコット Bucky Badger がいます。なんでも、85体もいるんだとか(公式HP)。ついつい写真をとってまわってしまいました。

Fig.3 Bucky Badger: Sunset | Memorial Union Terrace

 夜からオープニングセッションとレクチャーを一つ聴き、お酒を飲みながらゆっくりテラスで交流しつつ1日目は終了。
 日本からの懐かしい先生方と久々に話せて楽しい日でした。




 





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2018年7月27日金曜日

渡米後初の学会へ

 渡米後、初めて学会へ。
 行った学会は ” International Conference on EBV & KSHV 2018 " です。
 開催地はウィスコンシン州マディソンにある、ウィスコンシン大学マディソン校。

 午前は NIH で仕事を少しだけし、NIH 前からメトロに乗り ロナルド・レーガン空港へ(一回乗り換えがあり、ペンタゴンの横を通っていきます)。
 
Fig.1 ロナルド・レーガン空港

 15時台に飛び立つ予定でしたが、雷雨が迫っていたとのことでなかなか飛び立たず。一度滑走路近くまで航空機に乗って出ましたが、2時間でゲートに引き返しました。
 K先生に教えていただいたのですが、Tarmac Delay にはルールがあるとのこと。
 その後、3時間ほど粘って、ようやく飛べることになり、ウィスコンシンへ!

Fig.2 デーン郡リージョナル空港

 結構遅い時間になっちゃったなぁと思っていたのですが、標準時が中部時間であり、少しタイムスリップしていました。
 タクシーを捕まえたところ、たまたま同じ学会に参加するというドイツからの研究者と一緒になり、ウィスコンシン大学の学生寮へ。

Fig.3 ウィスコンシン大学学生寮 Sellery Hall

 古い寮で、トイレ・シャワーはフロアに1か所、部屋は寒くて窓は閉まらず、音もうるさいという状況ですが、約 $59/日 ということでお安く泊まりました。
 この日は移動だけ。近くで手羽先チェーンを見つけたので食べて、終了。











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