ラベル ブログプロジェクト の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ブログプロジェクト の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年11月29日月曜日

ブログの再整備を決意する

  このブログは完全に日記・雑記ブログになっていますが、ちょっと情報発信という観点から、あと、苦手なんですがブランディングという観点からも、ブログをしっかり整備したいなと(定期的にですが)思いつきました。

 

Fig.1 冬空


 本当に上手なブロガーさんってたくさんいますが、医療系では断然、けいゆう先生ですよね。新刊の著書も10万冊突破らしく!まったく叶いませんが憧れます。
 けいゆう先生のブログ「外科医の視点」にようなシンプルで格好良く、中身もあって、集客力のあるブログをつくっていきたいな、と良く思います。

 というわけで、早速ブログを改修する作業をちょこちょこと始めました。

 本ブログはこのままのスタイルで日記・雑記や裏話的なことを中心に進めたいと考えていますが、まずは長らく放置しているサブブログ群のうち、二つから整備することにしました。

 本館をまいくろすこーぷというブログに集中させる作戦。まだコンテンツはないですが、とにかくここに情報集約をして、けいゆう先生的にキマッたブログにしたいと目論みます。

 そして、学習記録や日常のヒント、レビューなどをばぶばぶろぐへ移動させようと思います。こっちもちょっと力をいれたい。

 形からはいるな、まずは記事をかけ!ってなところはありますが、やはり形や入れ物もだいじだとは思うので、ちょっといろいろテクニックや情報をあつめて整備し直そうと思いついた次第です。

 このブログもアクセス数は全然伸びておらず、もちろん収益もほぼないわけですが、有用な情報提供の場をちゃんと整備して、楽しんでいただきつつお役に立てるようにしていきたいなぁ、ということと、ブロガーにちゃんとなりたい、的な欲望が目覚めた秋でした。

 




▼ 気が向きましたらクリック応援お願いします☆ ▼

 にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ                  

★ 新型コロナ関連の正確な情報提供プロジェクトこびナビ
 

★ 2021年 毎週月曜日午前9時はニッポン放送ラジオ






2021年1月1日金曜日

今年はブログをなんとかしたい…

 しょっちゅう言っているのですが、今年はブログなどを何とか綺麗にまとめ直して整備し、もっと皆様に見ていただけるようにしたいなぁと思っています…。


Fig.1 昨年ラスト撮影の風景


 
 なかなか更新する気力や時間がないのですが、なんとかしていきたい。
 このメインブログ以外にもいくつかブログがあるので、すべて綺麗にまとめ直したい。

 そんなことを考えています。
 誰か手伝ってくださる方いないかなぁ…ブログとか作るの得意な方…お金はあまり出せないんですが、もし協力してもいいよという方がいたら、こっそり教えていただけるとありがたいです (ブログの問い合わせに…お願い…したく…💦)。


 さて、その他、いろいろメディアに頼まれた記事などもまとめないといけません。どうも昨年は生産性が低くなってしまったので、本業はもちろん、書き物などもしっかりしていきたいと考えています。まずはこのブログも整備して整理しないとなぁ…と思いつつ。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

気が向きましたら応援クリックをお願いします!↓
  

note に 医学・医療関係の記事をまとめています

病理の話題は別ブログにまとめています

研究関係の話題は別ブログにまとめています

2020年5月6日水曜日

新型コロナウイルス関係の新しいブログを作ってみました

 昨日ふと思いついて、新しいブログを作ってみました。

 というか前々から構想していたものの、作業時間が全く取れなかったのでようやく着手。ブログありすぎだろう、既存のもののメンテもままなっていないのにという意見は…当然なんですが、このメインブログは引き続きこんな感じでだらだらと続けます。

 さて、新しくつくったブログは、新型コロナウイルス SARS-CoV-2 とCOVID-19に関係する情報を集めるだけのブログです。ただ情報源を端的に紹介したいという意図です。探すの面倒ですしね、いろんな情報。広告など入れる予定なし。ただの情報提供(よって意見主張や提言などはしません。できるだけリンクなどを充実させたいのです)。

 というわけでご紹介(まだ作成途上なのですかっすかです)






 サブメインブログとしてもっている(アクセスはほぼない)ばぶばぶろぐのサブドメインを使って作成しました。
 まずは当分は大々的に発表せず、このブログでこっそり宣伝しつつ、充実を図りたいと思います。

 
● 関連記事
 ▶ 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(2019-nCoV))による COVID-19 について
 ▶ 飛沫感染と空気感染(飛沫核感染)の違いについて





気が向きましたら応援クリックをお願いします!↓
  

note に 医学・医療関係の記事をまとめています

病理の話題は別ブログにまとめています

研究関係の話題は別ブログにまとめています

その他のブログ一覧はこちら

投げ銭・ご寄付などのリンク
もしよい情報などがありましたら
▶ リンク

2019年12月31日火曜日

今年のブログの振り返りをランキング形式で







 今年はブログを本格的にやろうやろう言って、結局やらない詐欺、ぜんぜん躍進できませんでした、が、とりあえず振り返りをしてランキング形式で今年の人気記事をまとめてみたいと思います(来年こそがんばるぞ💦)。



ランキング



第10位 献血の医師バイトについて

 これがランキングするとは思いませんでしたが、献血バイトをしていたときのことを元に献血における医師バイトについて説明した記事です。
 広告を貼りまくってみたのですが、とくに収入はありません…。うーむ、医師バイトの広告を貼ればがっぽがっぽ儲かるって聞いたんだけどなぁ(献血の広告はない)。
 約 2,050 PV



第9位 ごく簡単な「ヒトパピローマウイルスワクチン」(HPVV) の話 その1

 今年も引き続き HPVV についての情報提供を行ってきましたが、HPVVについてまとめだ第一弾の記事がランキングしました…って、第二弾を書いてない…書こうね…。
 基本的な情報を最初に書きましたが、どうも古いのでそろそろリライトを書ける予定にしています。
 約 2,050 PV



第8位 【情報】ワクチンの情報のあるサイトまとめ

 ワクチン情報を提供することをしていますが、そのまとめページがランキング。もっと充実させたいとは考えています。本当はこのブログのメインコンテンツにしたいなぁと思っているところ。継続的に更新中。
 約 2,480 PV



第7位 薬害オンブズパースン会議のブログでとんでもない主張がされています

 HPVVに反対する団体である薬害オンブズパースン会議がブログで子宮頸癌を軽いものであると見下し、患者をバカにするような発信をしていましたので反駁したもの。この団体は完全に反ワクチン・反医療となってしまっており大問題ですね。心の底から神経を疑います。
 約 2,500 PV



第6位 インフルエンザシーズン到来、ぜひ読んでもらいたい note を紹介します

 ほむほむ先生のインフルエンザに関する note の紹介です。とてもわかりやすく網羅的にまとまっている note ですので是非ご覧いただきたいです。
 私の note は…放置されていますが…ちょっと来年はたくさん書きたいなぁ…💦
 約 2,560 PV。



------ ▼ 広 告 ▼ ------



------ ▲ 広 告 ▲ ------




第5位 はじめまして

 どうしてこうなった?…自己紹介のページです。
 解析をみてみると6月16日にアクセスが集中しております…なにかあったっけ…ちょっと思い出せませんが、何かあったんでしょう。テレビに出たのは5月末だったので…うーん、という感じなんですけどね。このページ、ちょこちょこ更新しています。
 約 2,740 PV



第4位 【初期研修】医師は電子化して書類を管理しよう!

 この記事は初期研修医むけと題名はつけましたが、誰にでもおすすめしたい書類や書籍の電子化についての記事です。コンピュータに取り込んでPDF化して、紙を減らしましょう、という記事なんですが、好評でたくさん読んでいただきました。
 こういったノウハウ系の記事をまた書きたいなぁ…と思います。
 約 3,940 PV



------ ▼ 広 告 ▼ ------



------ ▲ 広 告 ▲ ------




第3位 朝日新聞に HPVV に関する偏った一連の記事が掲載される

 HPVV についてはさまざまなメディアが叩くだけ叩いたあと、なんの責任も取らず放置しているのが現状ですが、昨今少しずつ、まともな報道もでてきました。時事メディカル、BuzzFeed などは頑張っていますね。
 それに対して、大手メディアはまぁ…だめなままなんですが、朝日新聞が突如 HPVV について取り上げました。しかし内容は賛否両論の両論併記と見せかけたネガティブキャンペーン。この新聞、本当に医療に関しても全くダメで屑新聞だということがよくわかりました。良識と神経を疑います。信じられない。
 来年も引き続き、良心的でまともなメディアとスクラムを組んで情報を提供したいなと思いますし、こういった国害になるメディアをどうするかも考えたいところですね。
 約 5,660 PV



第2位 空間除菌・環境除菌などをうたう製品について

 クレ●リンなどの空間除菌をうたう製品についてまとめたものです。
 ひとことでいえば空気中の病原体除去には製品では十分な効果はなく、まぁ害は少ないとは思いますが、過敏症や化学物質による刺激の有害事象も考えられるので、これらの製品はお勧めしませんし、使うのはやめましょうねという呼びかけですね。
 しかしマーケティングはすごいようで、まだまだ売っている・売れている。中にはこれを置くかおかないかで意識の高さを競わせてしまっているような事例もあるようですね…。こういった何とも言えない製品についても来年も引き続きツッコミたいと思います。
 約 14,200 PV



第1位 紅茶でインフルエンザの感染や感染拡大を防げるとのプロモーションについて

 断トツで一位はこの記事。ひとことでいうと、紅茶でインフルエンザは防げません!
 という記事ですね。まぁ当然っちゃぁ当然ですよね。
 しかし猛烈なプロモーション・ステマがかかっていて、今年末のシーズンも未だにこれを言っているテレビ、雑誌、医師などがいるようです。うんざりですね。
 来年もこういった検証記事、とくに乳酸菌や酵素なんかやってしまおうと思っています。
 約 65,100 PV




まとめ



 というわけで、今年のよく読んでいただいた記事ランキングでした。

 ブログは怪しくがっぽがっぽ稼げるよとささやかれて始めたのですが(誇張していますが)、この日記+情報発信ブログはどうもどうも半端なままです。このブログについては来年は気合をいれて記事数を増やすとともに、リライトなどをして情報発信強化をしつつ、日記も濃厚にしていきたいと思っています。特にツイッターやFBとの連携も図りつつ。

 で、しっかりコンテンツとして発信したいことをまとめるブログについては、他のブログでしっかりやってみたいなぁと考えています。今のところ、このメインブログを超えるブログは当然なく、他のブログは完全放置状態でアクセスも…ないようなものです…なんとかしたいなぁと考えています。

 来年は、がんばるぞ。




気が向きましたら応援クリックをお願いします!↓
  

note に 医学・医療関係の記事をまとめています

病理の話題は別ブログにまとめています

研究関係の話題は別ブログにまとめています

その他のブログ一覧はこちら

投げ銭・ご寄付などのリンク
もしよい情報などがありましたら
▶ リンク



2019年7月15日月曜日

【書籍紹介】ブログ飯

 本日読んだ一冊を紹介します。


【書名】ブログ飯
【作者】染谷昌利
【出版社】インプレスジャパン
【リンク】楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle
     7net honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館


 ブログで稼いでみたいという方むけの一冊。といっても有名なので読まれた方も多いでしょうし、ブログで稼ぐことに興味がなければ関心されない本だと思いますけれども。

 著者はブログで生計をたてているプロブロガーであり、自信の経歴とブログで食べるようになってからの心構えや経験則をこの本に綴っている。
 
 具体的なテクニックやノウハウはほとんど書かれておらず、考え方や取り組み方、その心構えが端的に書かれている。
 筆致は極めて冷静で、分析も鋭いのだがびっくりするような、というよりはなるほど、そういう風にとらえるのね、というような経験があってこそ感じ、まとめられた内容が
多い。

 物の見方やバランスは非常にとれれいるかたなんだなぁと思う記述もそこここにあり、精神論に依拠する部分もあるものの、心構えを得ながらブログに取り組んでみようという人にはよいように感じた。

 独自性を出しつつ、楽しんで、ブログで稼いでみたいなぁと改めて思わされた一冊であるが、この本でダメだしされているような典型的なブログがこのブログであるところがなんとも言えないところ。

 ブログで稼ぎたい人は気楽に最初に読んでみるのにおすすめです。





気が向きましたら応援クリックをお願いします!↓
  

note に 医学・医療関係の記事をまとめています

病理の話題は別ブログにまとめています

研究関係の話題は別ブログにまとめています

その他のブログ一覧はこちら

投げ銭・ご寄付などのリンク
もしよい情報などがありましたら
▶ リンク

2019年6月1日土曜日

このブログのアクセス数が 200,000 を突破!

 今日はただただ淡々と実験をする金曜日です。
 外は夏になりまして、青空で暑い。

Fig.1 今朝の空

 このブログの全期間のアクセス数が 200,000 PVを突破しました。
 結構時間がかかりました。まぁ…紅茶インフルエンザのフィーバーが大きく聞いています。検索流入はまだほとんどなく、なんとかてこ入れしたい、とはずっと思っているところですが…。さてはて。

 今日は金曜日。いろいろ事務作業をしなければならないのに加え、面倒なことも起こっているので専門家にお願いしたりして、今日は午前中は結構たくさんのメールのやりとりをしていました。日本との時差が気になるのはこういうときですね。

 さて、実験はなかなか思うようにはいきません。細胞が思ったようには増えてくれなかったりしますし、いろいろ条件を決定するには試行錯誤が必要ですね。

 さて、昨晩は国際的なフェローの集まりに行き、カラオケバーで飲んできました。楽しかったですが、少し疲れました。
 久々に、明日は週末出勤が必要かなぁと考えています。

気が向きましたら応援クリックをお願いします!↓
  

note に 医学・医療関係の記事をまとめています

病理の話題は別ブログにまとめています

研究関係の話題は別ブログにまとめています

その他のブログ一覧はこちら

投げ銭・ご寄付などのリンク
もしよい情報などがありましたら
▶ リンク
 

2018年12月16日日曜日

ザ・成書 of 基礎医学 洋書編

 医学系の学問は分野が細分化されていますが、どの領域にも、一番伝統的で「分厚い」本というのがあります。

 そういった成書を学部生レベルで使う人は少ないでしょうし、実はプロでも読み通したことはほとんどないというのが現実かとは思います。
 しかし、成書を一度読むと、本当にいろいろなことがわかります
 
 まず、基礎的なこと、コンセプトからして学問というのはたくさんの人が精緻に真摯に築き上げてきたものなんだな、ということ。たった一行の記載のためにもたくさんの人の苦労があるんだなということ、そして、世の中そんなに単純じゃぁないんだなということなどなど。

 とにかく、薄い本から勉強を始めるのはいいことですが、そこで立ち止まっていては本当の面白さというは見えてきません。薄いというと言い方が悪いですね、初学者向けのほんだけで立ち止まるともったいないと思うということですね。

 どの分野にも成書と呼ばれる本があると思いますが、基礎医学においては成書というのは本当に読み応えがあり、骨太の基盤づくりに役に立つものが多いと思っています。

 そんな成書、基礎医学分野のものを紹介してみたいと思います。
 (初学者むけ、中級者むけの紹介もまた別途しますね!!)

● 生理学


 生理学は正常な状態における身体の機能について述べる学問ですが、これは膨大な量の知識からなります。細胞レベル、器官レベル、個体レベル。そして方法論も、生化学、電気生理学、組織学等々、本当にたくさんの方法がとられています。

 生理学は動物モデルや組織・細胞レベルの知識も必要であり、本当に奥が深い。全体をバランスよく学ぶのはなかなか大変な分野です。
 今回ここで紹介するのは、医学系の生理学の一冊。では早速。


 Guyton and Hall Textbook of Medical Physiology


Guyton and Hall Textbook of Medical Physiology, 13e (Guyton Physiology)


 【書名】Guyton and Hall Textbook of Medical Physiology, 13e (Guyton Physiology)
 【著者】John E. Hall PhD
 【出版社】Saunders
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com 7net honto
      e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 臨床に直結する生理学としてはこの本が一番いいと思います。Dr. Guyton は交通事故で亡くなってしまいましたが、後継者もしっかりしているなと思います。
 英語は平凡かつ平易で、とても読みやすいです。図版もとてもきれい。
 基礎の基礎としての生理学であれば Physiology (Linda S. Costanzo) もいいのですが、臨床につながるという意味ならこちらですね。
 生理学をしっかり理解したいなら、この本は断トツでおすすめです。


● 生化学


 生化学は基本的には体の中での化学反応に始まり、酵素の反応系である細胞レベルの機能まで述べていく学問になります。細胞の中での話が多いですが、基本的な化学反応の知識から、分子生物学的知識の基本部分までがカバーされる領域でもあり、とても広く深い。
 この分野は良書が本当に多いのですが、おすすめは次の2冊にしたいと思います。


 Biochemistry (ストライヤー)




 【書名】Biochemistry
 【著者】Lubert Stryer, Jeremy Berg, John Tymoczko, Gregory Gatto
 【出版社】WH Freeman
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 この版はまだ出ていないのですが、この本は伝統的に非常によい生化学の成書です。
 訳本は ストライヤー生化学 もちろん良い本です。
 この本のよいところは非常にわかりやすく反応や反応の原理、そして流れがわかるようになっているところです。図もわかりやすくきれい、かつ全体像がつかみやすい。
 この本でしっかり勉強すれば、生化学はカバーできるようになると思います。


 Harper's Illustrated Biochemistry(ハーパー) 



 【書名】Harpers Illustrated Biochemistry
 【著者】Victor Rodwell
 【出版社】MCGRAW-HILL Professional
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 生化学の2冊目は、迷いましたが、ハーパーにしました。迷った相手はレーニンジャーの生化学なんですが、読みやすさとイラストの美しさでハーパーにしました。
 ハーパー生化学は最新版は 31th ed. ですね。伝統ある教科書で、とにかく図が分かりやすい。こんなにわかりやすく書かれてしまうと、これ以上の仕事はできないよなぁと思います。
 生化学の基本的なところは全部カバーされていますし、応用事項についても十分触れられていますので、初学者からプロまで愛用できる一冊だと思います。



● 分子生物学


 分子生物学は、生物の仕組みを分子レベルから説明していく学問であり、実際には非常に幅が広い学問になります。細かく分ければ生化学も、生理学の一部も、遺伝学の一部も…といろいろ入ってきますし、生物学全体という意味ではさらに広いのですが、今回は分子「細胞」生物学に絞って王道の一冊だけを挙げます。

 Molecular Biology of the Cell 


Molecular Biology of the Cell

 【書名】Molecular Biology of the Cell
 【著者】Bruce Alberts
 【出版社】Garland Science
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com 7net honto
      e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 第6版になります。この本は生化学の基本から、細胞の働き、組織学の基礎、遺伝学の基礎、免疫学の基礎、実験手法…と現代生物学の基本ともいえる分子生物学の基礎を広くしっかりと説明している最高の良書です。
 とにかくどんどん内容が増えて6版、最初のうちは太い本でしたが、最近はデジタルにかなりの部分が移行しており、参考文献や数章はデジタルデータで提供されています。動画などのインタラクティブな教材もついています。

 この本は、研究者にとっても、医師・薬剤師にとっても基礎の基礎をしっかり作りたいのであれば、目を通しておくべき一冊であることは間違いないと思います。
 この本のエッセンスだけを抜き出した Essential細胞生物学 は、看護学生さんややる気のある高校生にお勧めしたいところですが、The Cell から入るのがきついのであればそちらから入るのでもいいのかもしれません。

 ちなみに私は、この本は第2版からすべて持っていて、すべて通読しています。研究の進歩が本当に感じられるんですね、どんどん知識が増え、ファインチューニングされるだけでなく、ひっくり返るような発見が年々あるんだなぁと感心します。

 とにかくおすすめ。読むべしべし、です。


● 解剖学

解剖学は肉眼的なレベルにおいての身体の構造を学ぶ学問です。形だけでなく機能との相関も必要ではありますが、基本は部位の名前と機能を理解することになります。
 とにかく解剖学は見て覚える必要がありますので、図が多くわかりやすいこと、用語が適切に使用されていて覚えるのの支えになる事項が多いことが求められていると思います。

 Gray's Anatomy 




 【書名】Gray's Anatomy: The Anatomical Basis of Clinical Practice, 41e
 【著者】Susan Standring PhD DSc
 【出版社】Elsevier
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 この本のすごいところは、解剖学なんですが、最初は分子生物学・組織学の基礎から入っていくところです。かなり本格的な組織学が書かれており、その次に発生学が来ます。
 日本の解剖学の教科書は、解剖学に絞っているものが多いですが、このあたりはさすが、としかいいようがない洋書。
 解剖学になかなかたどり着きませんので、日本の解剖学の試験には向かないかもしれません…解剖に入る前に挫折。
 
 日本の医学部においては解剖の用語というのは日本語、英語、ラテン語の三つを覚えることが普通であると思いますが、日本語は覚えられないのはなかなか厳しいところ、そんなところが実際の使用では欠点になってしまうかもしれません。

 読み応え抜群の一冊です。テレビドラマシリーズではないですよ。


● 組織学

 組織学は顕微鏡レベルでの体の構造と機能を学ぶ学問です。とても大事で、ここを押さえることは病理学にもつながりますし、解剖学の基礎でもあると同時に、医療に必要な考え方の多くも詰まっています。
 私も講義をするようになってから、組織学の教科書を新たに5冊読みました。
 いいものばかりなので悩むのですが、標準的にはこれかな、という一冊を紹介します。


 Histology (ロス)


 【書名】Histology: A Text and Atlas: With Correlated Cell and Molecular Biology
 【著者】Michael H. Ross, Wojciech Pawlina
 【出版社】Lippincott Williams and Wilkins
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 この本のよいところは、説明が端的であること、用語をとにかくよく解説してくれているというところです。図版もよいものが多いですね。外国の組織学の教科書はなぜか写真があまりきれいではないものが多いですが、この本はかなり良いです。
 Clinical correlation という臨床とつながる事項のコラムはなかなかに秀逸で、臨床に進む人や臨床医にとっても、ほうほう、と思えるようになっていると思います。

 非常に分厚い本ですが、読みやすい。組織学をしっかり基礎から学ぶならいい一冊です。個人的にもう一冊、初学者むけにおすすめなのは Junqueira's Basic Histology なのですが、この本はまた別にいずれ紹介したいと思います。


●(人体)発生学

 発生学というとひろく生物の発生学になり、医学部関係では、人体発生学ということが多いですね。ヒトの発生学を学ぶ分野です。この分野は、これが一番!というより、紹介するラングマンとムーアが使いやすいかなと思います。

 Langman's Medical Embryology



 【書名】Langman's Medical Embryology, International Edition
 【著者】T.W. Sadler PhD
 【出版社】Lippincott Williams & Wilkins
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 とにかく図がきれいでわかりやすい一冊です。最初の方からいまでは分子生物学的な内容が組み込まれていますが、発生はダイナミックに起こりますので、図で把握していくことが重要ですね。とても分かりやすい図は感心します。
 説明文も平易な英語で読みやすい。ヒトの発生についてはこの一冊で押さえておけば十分であるように思います。


● 薬理学

 薬理学は、薬という小さな分子が、生体という複雑なシステムにどのように作用して効くのかということを考える学問です。昔は低分子だけ考えていましたが、今では抗体医薬などもありますし、単純なアゴニストー受容体のようなものではなくなってしまいましたが、どのように作用しているかは学べば学ぶほど面白く奥深い領域です。

 読みやすいカッツングでもいいのですが…しかしこの分野はもうゴールドスタンダードがありますので、一冊だけ紹介します。これが一番、異論は認めません。笑。

 

 The Pharmacological Basis of Therapeutics




 【書名】Goodman and Gilman's The Pharmacological Basis of Therapeutics, 13th Edition (Goodman and Gilman"S the Pharmacological Basis of Therapeutics)
 【著者】Laurence Brunton, Bjorn Knollmann, Randa Hilal-Dandan
 【出版社】McGraw-Hill Education / Medical
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 薬理学のゴールドスタンダードの成書は、グッドマン・ギルマンです。断然よいです。基本的な分子生物学・生化学からはじまり、薬効薬理・薬力学の基礎論、合成の一部などまでひろくカバーし、さらに疾患別の治療薬の詳細な解説に進みます。
 図もわかりやすく、数式も丁寧に導出されています。解説文ももちろん秀逸。
 量が非常に多いですが、薬理学というのはこれだけすごい大きな学問分野なのである、ということが非常によくわかってよいように思います。

 研究者、医師、薬剤師にはおすすめ。この一冊を読み切れば、薬理学についてはかなりのレベルに達することは間違いありません。


● 微生物学


 微生物学は医学の基礎としてみた場合には、病原体とほぼ同義に扱われる範囲が興味の対象になりますね。そうすると、真菌、細菌、ウイルス、寄生虫が主な対象になってきます。これらは各分野でも非常に細かく分かれていてかつ膨大な知識量が必要な分野なので成書がたくさんあります。
 ここでは、微生物学全体とウイルス学の本だけ紹介します。
 

 Microbiology 



 【書名】Microbiology: Principles and Explorations
 【著者】Jacquelyn G. Black, Laura J. Black
 【出版社】Wiley
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 アメリカのメディカルスクールではほぼスタンダードと考えていい微生物学の良質な教科書です。かなり幅広く、論拠ももちろん示されて説明されています。
 かなりの分量がありますが、微生物学全体を見渡すにはいい本です。


 Fields virology



 【書名】Fields Virology (Knipe, Fields Virology)
 【著者】David M. Knipe, Peter Howley
 【出版社】Lippincott Williams & Wilkins
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 基礎的なウイルス学の成書といえば、この一択です。
 分子生物学的なウイルスの基礎、疫学などを広くかつ丁寧にカバーしており、ウイルス学についてはこれ一冊でおおよそ全体像がつかめると思います。
 最新版ですが、最近の話題である Zica virus や SFTSV についてはまだ間に合っていないですね。そういう意味では新しい知見も多い分野であるといえます。

 ウイルス学をやる人にとっては必読の一冊です。


● 病理学


 病理学についてはおいおい語っていきたいと思いますが、とにもかくにも、病気を理解するという体系としての病理学全体、を見渡せる一冊だけ紹介したいと思います。



 【書名】Robbins and Cotran Pathologic Basis of Disease Professional Edition, 9e (Robbins Pathology)
 【著者】Vinay Kumar , Abul K. Abbas, Jon C. Aster
 【出版社】Saunders
 【リンク】Amazon.co.jp Amazon.com Kindle 7net
      honto e-hon 紀伊國屋書店 図書館

 病理学というのは病気を理解する学問です。病気の原因、分類や機序、病気の診断法、病気の自然史…とにかく理解することを目的としています。
 本書は病理学総論としての病気の分類や考え方、そして機序などを非常に丁寧に説明したのちに、各臓器に起こる病気についても分子レベルからの説明を積み上げて解説しています。
 そして、病理学においては病理組織学といって、顕微鏡レベルから肉眼レベルまでの形の変化というものを大事にしますが、それらについてもよい図版とともに解説されています。
 この本は膨大な量の解説がかかれていますが、key concepts としてよくまとまっていて、章ごとに理解もしやすくなっています。
 大変におすすめ。基礎的なことからしっかり学ぶには最適の、唯一の一冊と思います。


というわけで、今回の企画はおわりですが!


 少し古い版であれば、NCBIのサイトでただで探して読めることがあります!
 Immunobiology なども二つ前の版ならタダですね…。

 あと大学や研究機関に所属されている方は、施設の機関購読は確認しましょう。
 最近の本はオンライン版は継続アップデートされていることがありますよ!


 つけたしの基礎医学と、薬学、分析化学なども書きたいと思いますが、
 次回は臨床医学編を予定しています!







気が向きましたら応援クリックをお願いします!↓
  

note に 医学・医療関係の記事をまとめています

病理の話題は別ブログにまとめています

研究関係の話題は別ブログにまとめています

その他のブログ一覧はこちら

投げ銭・ご寄付などのリンク
もしよい情報などがありましたら
▶ リンク

雨…。初ノートの閲覧数がすごかった…勉強用書籍紹介も…

 本日はやや暖かく10℃のベセスダです。雨です。
 
 実験がちょっとうまくいっていません。うーん、トラブルシューティングが必要…。どうしようかなぁ…ちょっと考える必要があります。

 さて、昨日、初 note を書いてみました。
  ページ: ▶ https://note.mu/minesot
  マガジン: 「医学・医療かんたん解説シリーズ」
       ▶ https://note.mu/minesot/m/m6bdbdb5f79e3

 ちょっとこのブログに書いた記事を転載しただけなんですが、15時間ぐらいで 680ぐらいもアクセスをしていただきました…ありがたい…!!

Fig.1 note にたくさんアクセスしていただきました


 簡単な解説記事を書くのは、かなり楽しいですし、こちらも勉強になるので続けてみようと思っています。

 また、昨日は免疫学のスタンダード教科書のおすすめを紹介する記事もブログに書きました。

  ▶ 【書籍紹介】免疫学を勉強したい方に最初にお勧めする本
 
 こちらも結構アクセスがすごくて…


 一日たっていませんが、300アクセスほどいただきました…これはすごい。
 普段のこのブログの一日のアクセス数と同じぐらいです。

 というわけで、皆様に有益な情報を真摯に出せば、多くの方に見てもらえるということがわかりましたので、今後は、もっと役に立つ情報を書いていきたいと思います。
 完全に日記が主体なんですけれども…しかもほぼ雑記なんですけれども…。

 note も楽しそうなので続けますし、ブログもやります!
 本業はもちろん、しっかりね。




気が向きましたらクリックをお願いします!↓
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ  

病理の話題は別ブログにまとめています

 note にも 医学・医療関係の記事をまとめています


2018年12月10日月曜日

ブログのアクセスについて少し考える…




 このブログは完全に日記・雑記ベースですべてさらけ出す感じで行っています。
 
 読んでいただければ大体わかると思うのですけれども…。

 ブログっていろいろ目的や楽しみ方があると思うのですが、このブログは書いて楽しむこと、生存確認、情報提供、いろいろな記事を書いての実験が目的なので、あまり収益化にこだわったり、アクセスアップを目的にはしていません。

 ただ、やはり気になるアクセス数やその内容、そして収益。

 このブログのアクセスは月10,000PVぐらいに今はなっています。

 特色としては、SNSからの流入が一番(67%)で、検索流入があまりありません(9%)。

 同時期に始めた「はてなブログ」の方のブログは結構検索流入があります。
 Blogger は検索流入が少ない傾向がある、と以前お伺いしたのですが、やはり本当なのかなぁと考える昨今…。


 ブログ内の「回遊率」というのですかね、他の記事への移動などがどうもこの blogger ブログではしにくいようですし、デザインも今一つなんですよね。

 というわけで、はてなブログに力もいれるとともに、やはり WordPress で自作のサイトで頑張ろうかなと思い出しました。
 しかし、このブログを移築するか、新しくつくるかは考え中…。

 ここはこのままにして更新もがんばろうかなぁ…ちょっと悩みどころです。

 

2018年12月2日日曜日

雨、ダイエット開始、11月ブログ運営報告

 今日は雨のベセスダです…雨うっとうしいなぉ…寒いし。

 ブラックフライデーでたくさん買い物をしました。$550分。
 ノートPC (acer $199)、体重計(Bluetooth付)、fitbit、Amazon echo dot、加湿器、洗剤、アルコールティッシュ、IDホルダー、延長コード。

 
Fig.1 体重計

Fig.2 fitbit

 早速体重を図ってみたところ、72.4kg。BMI 25… 渡米してから12kgも太っています!
 というわけで、ダイエットを開始することに。ちょうど fitbit もきたし…。
 今後、このブログはダイエット記録も兼ねることになりました。

 さて、11月が終わりました。

 ● 今月の運営報告です
  ・月間PV: 10,284PV
  ・記事数: 新規142本(計246本)
  ・このブログのフォロワーさん: 0人
  ・月間収益予定: 390円 (Google アドセンス 100%)
  ・月間支出(本ブログのため): 0円

Fig.3 アクセス状況

 PV はかなりすごいです。皆さんに読んでいただいて感激。
 ただ、全く収益になっていないというのがこのブログ…。まぁ、日記と情報提供ブログなので致し方ありません。
 収益化も図りますが、他のブログでも頑張ります。

 収益化という意味では、このブログではあまりものを売ったりサービスを斡旋したりというアフィリエイト をするつもりがないので、Googleアドセンスで行きたい。
 であるからして、PV を伸ばしていく戦略です。つまり、有益な情報をもっともっと発信しなくてはなりません。

 このブログの問題は、検索流入がほとんどなく、SNSから皆さんに来ていただいているというところがあります。検索にもひっかけてもらえるようにしないとなぁ、と思っています。

 さて、今日は雨、結構強いです。

Fig.4 雨のポトマック

 夜はちょっと用事ができたので、のんびりしてきます。
 晴れていると最近は夕日がきれいなんだけどなぁ…。

Fig.5 夕日のNIH


気が向いたらクリックしてください! ↓ 
 にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ にほんブログ村 海外生活ブログへ