2018年2月28日水曜日

はじめて来たワシントンD.C.、さっそく散策


 アメリカでポスドクになることになり、2018年2月26日渡米、おうちはあらかじめ決めていたのでトランクの中身を整理してひと段落。
 
 早速ワシントンD.C. 中心部のナショナル・モール(Wiki)観光をしてみました。
 家はメリーランド州なのですが、地下鉄メトロのレッドラインを使って一本でD.C. まで出られます。初メトロ。

Fig.1 メトロ Red Line。ホワイトフリント駅から乗りました

 今日は何か所かざっくりとみていこうと計画。ほぼすべてが無料と聞いています。ゆっくり見ていくのは今後の楽しみにおいておいて、今日は有名どころを駆け足で、のつもりです。

 まず向かったのは、国立自然史博物館 (Wiki)。

 スミソニアン協会に属する博物館で、無料です。とにかく建物が大きい!日本との違いはやはりスケールにまずは現れますね。
 この博物館は映画「ナイト・ミュージアム2」の舞台にもなっていましたね。

 裏口…から入りました。セキュリティーを抜けると広い空間にこれでもかと展示が早速見えます。エスカレーターをあがり、表側へ向かいます。するとそこにはホール。

 巨大な像のはく製。とにかく展示物が多い。すごい。

Fig.2 出迎えてくれたゾウのはく製

 建物も大きくて立派です。観光客もたくさんいます。

Fig.3 入口のホールを上から見る

 ネットで調べたところ、見るべきものの一つに巨大なホープのダイヤモンドとありました。早速探します。結構迷います。広いし…物が多いし…人も一杯。
 
 見つけました。二階にあります。回転式のディスプレイにのって…ありました!きれいな大きなダイヤモンド。
 
Fig.4 ホープのダイヤモンド

 満足。ここはおそらく何度来ても楽しめる、そんな巨大な博物館。今日はちょっといろいろ見たいので、駆け足ですが次に向かいます。正面からでました。あらためて立派な建物。

Fig.5 裏口から入ったのでこの正面は帰りがけに

 無計画ですが、次はどこかな。
 右を見ると…おぉ、遠くにオベリスク、ワシントンモニュメントが見えます。

Fig.6 遠くにみえるワシントンモニュメント


 左は…国会議事堂ですね。US Capitol というのですね。お天気はよい。

Fig.7 US Capitolが

 とりあえず、ここは Capitol を見に行ってみよう、と思い立ちました。 芝生のきれいなナショナルモールを歩きます。ちょっと埃っぽい。
 高級軍人と思われるカッコいい人たちやスーツでばしっときめた人が歩いています。うーん政治の街!

Fig.8 Capitol に近づく

 Capitol への入り方はわかりません。今度調べて改めて。とりあえず写真をとり、のんびり池の前に座ります。写真をとってと頼まれ、観光客の写真をとる。あぁ英語…。

 ネットで調べてみると、今いるところのそばに国立美術館(National Gallery of Arts)があるのですね。早速向かいます。

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Fig.9 国立美術館

 先ほど前を通り過ぎましたが、素敵な円柱のあるまるでギリシャ建築、のような大きな建物。早速向かいます。入口のセキュリティで、荷物を預けるように言われ、とりあえず預ける。

 中はとても広く大きく、きれい。人はそんなに多くない。ここもタダなんてすごい!


Fig.10 国立美術館入口入ったところのホール

 お花がきれい…。とても広いので、有名どころを中心に今日はさっと見てみることにしました。コーナーが分かれています。

Fig.11 ゴッホの自画像

 ゴッホの自画像を発見。魅力的ですね。筆致がやはりゴッホ。

Fig.12 ダヴィンチ「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」

 この美術館の目玉といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」。アメリカにはなんと、ダヴィンチの絵画はこれ一点しか展示されていません!
 美しい!小さいですが、すぐそばでみることができました。

 この作品の裏にはボタニカルアートがあり、それもみられます。

 広くて豪華で素晴らしい美術館。しかもタダです! 
 地下にカフェもありましたが、結構そちらは混んでいたので、さっとミュージアムショップを眺めて外へ。

 お隣にあるスカルプチャーガーデン内にあるカフェでサンドウィッチをいただきました。まだ来たばかりで時差ぼけがひどく、午後からは頭痛。
 あーもっと歩き回りたいですが、今日は限界。


Fig.13 スカルプチャーガーデンにはアイスリンクが


 というわけで、メトロに乗って帰宅…。あぁ素敵なところ。
 ワシントンD.C. 今後時間をかけてゆっくり散策したいところです。


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2018年2月27日火曜日

新職場 NIH を見に行ってみる

 時差ぼけ、なのか頭が痛いですが、新職場である NIH を見に、お出かけです。

 留学先を決めるときにあらかじめビジットして面談する人も多いと思いますが、私の場合はすべてやり取りはオンラインで日本からだったので、今回初めて。

 まず NIH までアクセスするのに、バスに乗らなくてはなりません。
 バスの乗り方をネットで検索…。Suica のような SmartTrip Card というのを手に入れる必要がありそうです。聞けば、すぐそばにあるドラッグストアの CVS で購入できるとのこと。
 早速入手しました。とりあえず 15 ドルチャージ。

Fig.1 SmarTrip card

 バスを待ちます。バス停はすぐに見つかりました。家から歩いて3分内外。

Fig.2 バス停

 バスに乗り、揺られて NIH へ。
 NIH 最寄りのストップで降りたところ、一緒におりた女性が、「First time?」と聞いてくれました。しどろもどろの英語で…はい、と答えたところ、入り方案内してやる。と。
 一緒にゲートへ。しかし入れません。カードがいるんですね!!

 警備員が寄ってきて何か言っています。セキュリティー入場口があるからそこから入るように、と。
 セキュリティーへ行き、X線検査、金属探知機と、passport を見せて無事には入れました!

 そして 初NIH !!

Fig.3 Building 10

 大きい Building 10 に圧倒されます。
 歩き回り、実際の職場をチェック。しかし今日はじつはまだ入れません。
 DIS というところでの手続き後に初めて入れるのです。それは来週月曜日。

 今日は散策だけして帰ることに。再びバスで帰りました。
 あー楽しみ。手続きはやくしたいな。

● マップ
 ▶ NIH


2018年2月26日月曜日

アメリカこんにちは

 アメリカにやってきました。

 学会で本土に3回来たことがありますが、今回は長ーく住む予定。

 不安だったフォートワース空港でのトランジットも問題なく、ロナルド・レーガン国際空港に到着しました。
Fig.1 着陸
 書類も不安、英語も不安、手続きも不安、英語も不安、人と仲良くできるか不安、英語も不安、仕事ちゃんとできるか不安、英語も不安、能力が足りているかも不安…。
 不安。不安。と緊張。そしてちょっぴりのわくわくです。


Fig.2 空港に到着

 なにしろスーツケースを二個も持ってきたのですが、これで荷物も足りてるんだろうか…。もう、なにからなにまで不安ですね。
 日本から家は大家さん同居の地下室ともう決めてあり、そしてアメリカの電話を契約してきていたので、早速大家さんに電話。つながった…よかった…泣きそう。


Fig.3 レーガン空港

 そもそも空の旅にも慣れていません。空港からどうやって家まで行くのか…。
 タクシーを捕まえられるのか…。いやー不安。

 でも、無事にタクシーを捕まえました。50ドルほとかかってしまいましたが、新居に無事に到着。大家さんにお出迎えいただき、無事に到着。安心…ほっとしました。

 さぁアメリカ生活です。

しばしさらば、日本よ

 ひょんなことからアメリカで働けることになり、いよいよこの日がやってきました。
 緊張、不安、不安、緊張、緊張、不安。

 日本を離れて生活するのは人生で初めてです。一週間以上海外にいったこともありません。英語の訓練も全くしていません。自信もありません。

 でもやると決めた以上やるしかありません。
 というわけで、しばし、さらば日本。行ってまいります。

Fig.1 日本よしばしさらば

2018年2月25日日曜日

渡米前、前泊


 いよいよアメリカへ旅立ちます。寒い冬です。交通トラブルなどを避けるため成田空港近くに前泊することにしました。

 実家のある神奈川県藤沢市から移動です。藤沢駅のとなりの大船駅から成田エキスプレス。久々の成田空港行。
 
Fig.1 成田エキスプレス

 電車の中でも漠然と不安です。旅立ちの不安。期待感はあまりなく。

 しかし時間をうまくつぶしたい。ダウンロードしてきた映画を kindle fire で見ながら成田へ向かいます。

 気がせいてしまい、なんというか、ミスをしないように、予定をしっかりこなしながらいかなきゃという気持ちばかり。今回日本を発ったらしばらく帰る予定はありませんから。


Fig.2 両替所

 空港についたらまずは、マネパで申し込んでおいた外貨の受取をしました。この辺はそのうちしっかりまとめますが、両替手数料を抑えたかったのでいろいろ調べたのです。最近は家まで外貨を届けてくれるサービスもあり、結構有利です (一番下に広告を一つ置きました)。

 しかし、直前にもらった餞別、両親からの餞別もドルに換えたい…MUFG と両替所でドルに換えました。さらば…円…。

 前泊するホテル日航成田のバスにのります。
Fig.3 バス
 天気はどんより曇り。こころなしか不安をあおります。
 ホテルは空港すぐで便利です。


Fig.4 晩御飯

 日本で最後の晩御飯は、ホテル1階のレストランでそばにしてみました。やっぱり普通に食べられる和食は今日で最後かもしれないですし、和食がいいよね…。


Fig.5 ペッパー君だ

 ペッパー君がお見送りしてくれました…。


Fig.6 ホテルロビー
 ホテルロビーに絵が。これから旅立つ私にはなんというか、心にしみます。そう個の一歩が、これからの人生の長い道のりの一歩なんだ、そう心にしみます。

 そういえば、アポロが月に着陸したとき、この一歩は小さな一歩だが人類にとって…とアームストロング船長が名言をされましたが、同時通訳されたのは有名な西山千氏。ちょっと誤訳だったことでも話題はあります。

 西山氏はユタ州ソルトレイクシティでお生まれになっていますが、実は私の祖父がちょうど西山氏の幼少時代にユタ州立大学に在籍しており、日本語を家庭教師していたのだそうです…。(私の祖父はその後現在の北朝鮮で働いたのち、戦後は長崎大学で経済英語を教えることをしていたそうです。祖父の論文がレポジトリにありました ▶ これ)

 私の祖父は戦前ユタ州立大学を出ているだけでなく、複数の大学をでて、まるで自由人。決して大金持ちではなかったそうですが…。と考えると、私も祖父の血を濃く引いてるのかなと思います。…まぁ髪の毛も抜けてきましたし (祖父はきれいなスキンヘッドでした)。


Fig.7 ホテルロビーの絵2
 旅は終わりません。私の人生も、なんどかあきらめちゃおう、なんて思いましたが、いまは前向きに。アメリカへ行くことになるなんて、こんなに憶病で、小さくて、無能で、怖がりで、内向きな自分では考えられないような大冒険ですが、覚悟を決めるしかありません…いまさら感はありますが。

 日本の最後の夜…ゆっくり寝て、明日に備えます。


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2018年2月23日金曜日

アメリカ行きの予定も完全に固まって

 アメリカポスドクになることが決まって1年以上、いろいろあって引き延ばされていた出発日が完全に固まりました。

 今回は雇い主の NIH が移動費用を出してくれます。航空券を取っていただきました。
 感慨深い…あぁ遂に行ける。1年前に旅立つ予定が、いろいろトラブルで延期、病理診断医として、助教として借りの身分で過ごした 10か月間ももう終わり。

Fig.1 航空券取得してもらいました


 いよいよです。しかし不安が先行しています。やっていけるのか。
 自分の選択した道です。しっかり歩きたい。

2018年2月2日金曜日

医師バイトをするなら医賠責だけは入っておくこと!

 このブログではエージェントを使って紹介してもらうような医師バイトの話題も今後少しずつ書いていこうと思っています。

 というのは、私自身が大学院生の時に散々バイトをしたからです。

 そこで、今後も繰り返しますが、まずは大事なことから。




医師バイトをするなら医師賠償責任保険には入っておくこと!



 お金は大事です。お金稼ぎに行って、何かあって、お金ぜーんぶ失ったら、バカでしょ。医療は不確実性の上に成り立っている営為でもありますからね。

 とにかく、保険には入っておく必要があります。臨床のバイト(特に、診断以外の部分がまずいことが多いので、外科や救急などでは)では、医賠責は絶対必要

 たいてい雇い主(バイト先)の保険はカバーしてくれませんよ!

 学会、医師会、大学OB会などで医師賠償責任保険に入って入ればそれでよし !!
 
 そうでなければ、民間医局の医師賠償責任保険にしましょう。

 民間医局の会員にはすぐなれます。団体扱いになるため保険料は個人で入るときと比べると20%OFFですよ(ちなみに私はバイト探しもかなり民間医局にお世話になりました)。



民間医局ホームページより引用


備えて安心!医療に専念できる“医師賠償責任保険”
 医療行為が原因となって患者の身体に障害を与え、法律上の損害賠償責任を負う場合に、ドクターの被る損害について保険金をお支払いする、賠償責任保険です。


 ▶ 民間医局 医師賠償責任保険





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