2018年8月31日金曜日

FX - 2018年8月の戦績

 5万円からはじめた FX USD/JPY だけで挑戦プロジェクト、2018年8月の戦績は…


Fig.1 2018年8月戦績

 +68,363 円 でした。円安の流れが来ています。誰が買っても勝てる地合い。慎重に取りました。これで 約180万円 まで増えました。ので、一度約 100万円 は投機から引きあげます。
 
 明日からは改めて 80万円を元手にがんばります。


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まだ暑い

 ベセスダもここ数日暑いですが、湿度も少し高めで残暑という感じです。
 こちらはサマータイムなのですが、夕方まで明るいということは、帰り道が暑いということです…バスの待ち時間などは結構苦痛…汗がだらだら出ます。
 
Fig.1 今朝の Building 10。空は青い。

 本業の実験以外にもしなければならないことがちらほら出てきて少し大変です。
 がんばります。

2018年8月30日木曜日

買いだめ

 ここ数日、暑さがぶり返してきて蒸し暑さを感じるベセスダです。夏はまだ終わっていなかったか…。
 
 アメリカの会計年度は8月で終わります。
 予算が通って執行できるようになるまでの2か月ほどは新しいものを発注できないとのことで、年度末の買い溜めが始まっています。
 これは全く日本と同じで、返還する額が大きいと次の予算は削られるし、足が出てもいけない。最後の調整には苦労するのも同じ。

Fig.1 培地類などは2か月分買うと、すごい量になりますね。

 私も自分の実験に必要な物品を今日明日で考えて発注しておかないといけません…。
 しかしなかなか想定するのも難しいところがありますね。うーん。

【書籍紹介】論文捏造 (中公新書ラクレ)


 おすすめ書籍の紹介です。


表紙

【書名】論文捏造(中公新書ラクレ)
【著者】村松 秀
【出版社】中央公論新社


研究の不正…


 研究の世界では、特に昨今、捏造、改竄などの不正が話題になることがしばしばあります。つい先だっても、Science (2018.8.17)に “TIDE OF LIESと題された医学研究不正の記事が掲載されました。

 数年前にはSTAP事件もあり、日本人の起こした研究不正も目立つところ…。
そういったことでしばしば注目されてしまう研究の不正ですが、本書は、史上最大の研究不正事件と言われる、伝統あるベル研究所(この事件で廃止)に所属したヤン・ヘンドリック・シェーンの事件を描いています。



NHKの報道班が非常にすぐれたルポをした、その取材を元に書き下ろされた一冊。



 シェーン事件は、若きシェーンが高温超伝導に関する「画期的で」「驚異的」な成果を次々と発表し、一流ジャーナルが次々に掲載、世界中の賞賛を浴びたが、それがすべて捏造であることが判明したという科学史に残る大捏造事件。

 本書では何が起こって、いったい何故こうなってしまったのかは非常によくわかるが、結局本人の動機、内面はわからない。ただ、読むといろいろ考えさせられる。

 この後に、韓国でのES細胞に絡む黄事件、日本でのSTAP細胞捏造が起こったわけですが、おそらく構造的な問題は非常に類似したものがあるように思われる。

 科学者が捏造をした際にいったい何が起こるのか、史上最大の捏造事件を通じて考えさせられることは多い
よい。★★★★★ (5/5)

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【書籍紹介】日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

 読んでよかった書籍を紹介いたします。




 【書名】日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)
 【著者】篠田謙一
 【出版社】NHK出版
 【リンク】Amazon 楽天ブックス 7net honto
      e-hon 紀伊國屋書店 図書館


 人類学という分野はとても面白そうだと思っていたので、手に取ってみた本。
ミトコンドリアDNAを主な対象として、出アフリカから日本列島までヒトがたどってきたみちを分子遺伝学の立場からわかりやすく描いています。
 著者の前著に『DNAで語る 日本人起源論』がありますが、その発展という位置づけ。

 生物学や解析法の言葉が少し突飛にでてくるところがありますが、非常にわかりやすく、読みやすい。
 ミトコンドリアDNAは細胞の核にあるDNAとは異なり、母系のみに伝わるDNAで、これらのグループであるハプロタイプ解析でヒトがどのように世界に広がっていったのかを描く (ちょっと古い話ですが、「パラサイド・イヴ」というこれをテーマにした小説がありましたね)。

 日本に多いハプロタイプの解説、縄文人と弥生人、琉球・沖縄とアイヌと本土日本人たちとの関係性、大陸・半島から渡ってきた人たちとの関係性、人類学者として謙虚にわかりやすく解説されている。

 主にミトコンドリアDNAの話題であるものの、Y染色体や形質人類学とも絡めて、簡単にはわからない、ということや、まだまだわからないということ、非常に夢のある分野であることがよく伝わってくる。

 遺伝子はシャッフルされて拡散するが、先祖方向をみても拡散していき、現世代でみればみなが遺伝子をシェアしている。
 ミトコンドリアDNAだけでさえ、本当に共通のものが国境など簡単に超えて関係がみられ、「人類みな兄弟」だなぁと実感させられる。

 至って謙虚にご自身の専門分野を一般にわかりやすく伝える筆致で、科学読本であるが、終章では国家や民族、隣国などというものは遺伝人類学のスケールで人類をしり、広い視野からみなおせばもっと人類の兄弟愛・平和について思い至るのでは、との考えはこの本を読んでいくと、本当にすんなり受け入れられる。
 人類みな兄弟だなぁとつくづく思いました。

 非常に読みやすく、よい。
 おすすめ ★★★★★ (5/5)

2018年8月29日水曜日

非常に嫌な気分になる迷惑メール

 パスワードを含む個人情報が様々なサービスから流出することがありますね。
 最近は SNS などから漏れることもあり、注意しないといけないですね。

 非常にイヤーな気分になる迷惑メールが来ました。

Fig.1 やってきた不愉快なスパムメール

 あなたのパソコンにトロイの木馬を仕組んであるから、データを消されたくなければ、ビットコインでお金を振り込め、と。
 メールアドレスも嫌ですが、実際に使っていたパスワードが書かれていてびっくり。
 
 実際にはトロイの木馬なんてつかっていなくて、漏れたパスワードを記載して脅しているんですね…。いやだいやだ。

 自分のメールアドレス関連データが漏れているかどうか調べられるサイトがあります。
 ';--have i been pwned? … このサイトに行って、自分のメールアドレスを入力すると、いつ、どこで漏れたかがわかるんですね…。

Fig.2 ';--have i been pwned?

 調べてみました。
 残念…漏れていました。4か所から…いやはや。
  
Fig.3 今年、私の個人情報が漏れたことが検出されています

 嫌ですね…。まぁとにかく焦らず、パスワードを変更して、メールは無視します。



 

2018年8月28日火曜日

蟹を食べにおでかけ - Bethesda Crab House

 ベセスダあたりの名物の一つに蟹があります。ワタリガニみたいな蟹さん。
 ベセスダ駅近くにある Bethesda Crab House へ行ってみました。

Fig.1 Bethesda Crab House 有名店だが外も店内も思った以上に簡素

 メニューは主に蟹。というか蟹。
 蟹を頼んで、木づちで叩いて身をほじって食べます。ほどほどの辛さのスパイスの粉がまぶしてあり美味しい。

Fig.2 カニ。スパイスがまぶしてあります。

 楽しみました。



● マップ

 

2018年8月27日月曜日

野外映画鑑賞

 すっかり秋になったベセスダです。

 昨日は、NIH を中心にベセスダ周辺に住んでいる日本人の BBQイベントに参加させてもらってきました。60人以上いらしていたと思います。

 海外にきて普段はお話できないような違う大学や違う分野の方々と交流できたりするのも、海外にきた醍醐味かもしれません。幹事さん大変だと思いましたが、ただ感謝です。

 その後、夕方からは、NIH のチャリティーイベントの野外映画 (http://www.filmfestnih.org/) 鑑賞に行きました。

 グロブナー駅となりの Strathmore の広い敷地に仮設の大型映画スクリーンが建てられていて、ピクニックシートなんかをひいて座って鑑賞です。

 昨日はライオンキングが上映されていました。

Fig.1 野外映画スクリーン@ STRATHMORE 

 日本にはなかなかないイベントではありますね。

 いろいろ思うところありますが、こういった業務外の楽しみも海外に来た良いところだと思います。しかし、同時にやはり家族連れの方や趣味があって仲間を作れる方はより楽しんでおられるとつくづく感じた次第。

 少し寂しく侘しい気持ちにもなる、そんな秋の週末でした。



 

2018年8月26日日曜日

【書籍紹介】Pathology of Infectious Diseases A Volume in the Series Foundations in Diagnostic Pathology, 1e


 病理診断関連の書籍を一冊紹介します。

表紙


【出版社】 Saunders 【言語】 英語 【版】第1

 ExpertCoosult シリーズの病理アトラスはわかりやすいです。このシリーズから出ている感染症の病理の一冊。
 ウイルス感染症、細菌感染、真菌感染、protozoanなどまで一通りカバーされているカラーアトラス付きの本です。
 ネットと連動しており参考文献や関連情報はネットにあり紙にはかかれていません。

 内容は、至って読みやすい解説と鑑別診断などの項目。アトラス写真は、美しいものも多いが、ピンぼけ・画素粗い、そもそも必要な写真なのかわからない、ものも…多い。
 解説文がまぁよいだけに残念。

ウイルスなどでは免疫染色が必要なものではもう少し抗体の情報などが、また、鑑別診断のためのポイントの表などもほしいところ。真菌の写真は多いが…もう少し鑑別ポイントの解説などが欲しい。
総じて、これは…通読向け、または、職場に一冊あると、感染症疑い例がきたときに、確認に使えるかといった感じで、非常に役に立つ、とはちょっと評価できないかな。
次の版に期待。ただし、感染症に興味のある病理医にとっては持っておいて損はないと思います。

よい。★★★★☆ (4/5)

2018年8月25日土曜日

峰式 リンパ腫の病理診断フローチャート

リンパ腫の病理診断フローチャート


 病理診断医としては血液病理をとくにみています。

 血液病理というのは主に「血液のがん」を診断するのですが、血液のがんは大きくわけて「白血病」と「リンパ腫」ということになります。
 白血病は血流のなかにがん細胞が流れている、リンパ腫は固まりになっているとざっくり分けてよいと思います。実際には造血器腫瘍といって、骨髄を中心とする腫瘍群もありますが、今回はざっくりと。

 さて、そのうちリンパ腫の診断は病理組織で行われることが多く、血液病理というと、主にリンパ腫の診断ということになります。
 今回は簡単に、私が普段考えているリンパ腫の診断をフローチャートにしているものをアップします。大体こんな感じ。
 今後もこの記事に適宜、追記・アップデートしていこうと思います。

フローチャート



Fig.1 2018年10月18日現在、Ver.3.2 であります。

Fig.2 チャート中で使う略語になります

● B細胞性リンパ腫 


 リンパ腫ではやはりB細胞リンパ腫が多いですので、基本になります。
 構築、大型細胞の有無と、その免疫組織化学的形質をみるのが基本です。

Fig.3 基本的なB細胞性リンパ腫の診断チャート

● T/NK細胞性リンパ腫

 
 T/NK細胞性リンパ腫は圧倒的に東洋人 (モンゴロイド)に多く、日本や韓国、中国や台湾でみられます。日本においては常に鑑別に挙げるべきはATLです。
 T細胞性腫瘍が考えられた場合には、臨床情報 (出身地もそうですが、移住もあるので詳細に)、HTLV-1抗体の有無の確認は重要です。
 また、EBVは重要な要素ですので必ずチェックをした方がよいと考えます。
  AITLについては、腫瘍細胞の同定が難しいこともありますので、臨床情報と合わせて考えることも必要です。いまはよい抗体がありますので免染も積極的に行うのがよいと思います。
 いずれにせよ、高齢者が多いので要注意。

Fig.4 基本的なT/NKリンパ腫の診断チャート


● 免疫不全関連リンパ腫


 免疫不全状態になると、特殊なリンパ腫が発症しやすくなります。
 免疫不全状態には、先天性免疫不全症、AIDS、臓器移植・血液幹細胞移植後などがあります。また、膠原病などに対するステロイド・免疫抑制剤使用、生物学的製剤使用などの医原性のものも最近は増えていますので注意が必要です。
 さらに、時には90代以上の超高齢者における発症もあります。これは加齢による免疫不全と考えられますが、注意が必要です。
 このチャートに入ってくるような場合には、なによりも臨床情報が重要です。

 移植後は PTLD が最も多く、メトトレキサート(MTX) 使用では MTX関連リン増殖性疾患が多くなります。これは今回はチャートから外してありますが、EBV陽性であることを確認することが重要です。

Fig.5 基本的な免疫不全リンパ腫の診断チャート









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2018年8月24日金曜日

【書籍紹介】黒後家蜘蛛の会シリーズ

 たまにはミステリのおすすめです。短編集で古典的ですが、ぜひ読んでいただきたい。


【シリーズ名】黒後家蜘蛛の会
【著者】アイザック・アシモフ
【出版社】 東京創元社
【リンク】 ▶ Amazon ▶ 楽天ブックス(1巻)


内容紹介より引用


弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。会では毎回のようにミステリじみた話題が出て、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。だが常に真相を言い当てるのは、物静かな給仕のヘンリーだった! SFの巨匠アシモフが著した、安楽椅子探偵ものの歴史に燦然と輝く連作推理短編集が、読みやすい新装版として隔月で刊行開始!


アイザック・アシモフ


アイザック・アシモフ
Photo by Phillip Leonian from New York World-Telegram & Sun


 著者はアイザック・アシモフ (Isaac Asimov) (Wiki)。
 アシモフは(1920年1月2日–1992年4月6日)は、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のペトロヴィッチ生まれで、1923年にアメリカに移住し、そののちにアメリカ市民となった作家であるが、むしろ本業は生化学者であり、ボストン大学教授を務めている。

 アシモフは1992年4月6日に、心臓バイパス手術の際に使用された輸血血液がHIVに汚染されていたことから感染して発症したエイズにより亡くなっている。

 著作は 500 を超えており、科学、言語、歴史、聖書など多岐にわたるが、一般向け科学解説書とSF、ミステリが特に有名である。


アシモフの作品



 SFシリーズ「ファウンデーションシリーズ」は、ギボンの「ローマ帝国衰亡史」にヒントを得てかかれた、宇宙スケールの銀河帝国の崩壊と再生の物語で大変に有名である。

 短編集「われはロボット」(I, Robot, 1950年)、「ロボットの時代」(1964年)は「ファウンデーションシリーズ」と同時期の作品であり、ロボットの倫理規則=ロボット工学3原則を広めたことでも有名である。
 「われはロボット」は映画化されたことも記憶に新しい…ウィル・スミスよかった。




 アシモフはSFで名をはせているが、ミステリ作品もあり、実はこれらの評価も高い。


アシモフの推理小説


 アシモフのミステリ作品には「黒後家蜘蛛の会」、「ユニオン・クラブ奇談」の短編からなる各シリーズと長編ミステリー「ABAの殺人」、「象牙の塔の殺人」がある。
 「ユニオン・クラブ奇談」シリーズはクラブで話されるパズルストーリーで、探偵役グリズウォルドは傲慢な人物として描かれている。


「黒後家蜘蛛の会」シリーズ


 アシモフの純粋ミステリの代表作はなんといっても、この「黒後家蜘蛛の会」シリーズである。実在の「トラップ・ドア・スパイダース」という会をモデルにしたものである。
 
 このシリーズは純粋なパズル・ストーリーであり、盗難事件や暗号解読など日常的な話題が主体となっている。探偵役の給仕であるヘンリーの知識とひらめきが冴える。

 このシリーズはすべて短編で合計66作があるが、60作が出版された。残りの6作はアシモフの死後に「The Return of the Black Widowers」として出版されている。


シンプルな純粋ミステリ、パズルストーリーとして秀逸


 本シリーズはとにかく純粋ミステリのうち、パズルストーリーとして秀逸である。無理がある回がないわけではないが、あぁやられた、というようなミステリで構成されている。ちょっと時代を感じさせ、ちょっと間抜けな「成功している」紳士たち…。
 そして、探偵役の冴えわたるひらめきと知識。

 純粋ミステリ短編をお探しなら、ぜひ、おすすめしたい。
 よい。★★★★★ (5/5)。



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2018年8月23日木曜日

ラーメン屋さんへ - Jinya 陣屋

 本当に秋めいてきて、今朝は少し肌寒さを感じるほど。本日のベセスダは快晴でそらは澄み渡っています。

 昨晩はこちらの日本人研究者お友達と研究室の子で連れ立って、White Flint 駅近く Rockville pike に新しくできたラーメン屋さんチェーン「Jinya Ramen Bar」へ行ってきました。

Fig.1 Jinya Ramen Bar

 おしゃれなエリアで、もうすぐユニクロもオープンします。店舗自体は結構大きく、外でも食べられる形式。Bar とあるように、カウンターもあって、お酒も結構そろっていました。店員さんに日本人は見えないかな。
 お客さんは結構多く、回転率もよい印象。

Fig.2 豚骨ラーメン
 お値段は総じて高めです。まぁこれは仕方ありません。今回は Tonkotsu Black を頼んでみました。
 日本のラーメンと比べてしまうと、全体的にヌルイ、湯切りされていないので麺がぬるぬるしていてスープが薄まっている、チャーシューが冷たい、などの残念ポイントがありますが、アメリカにきて食べたラーメンでは一番おいしいものでした。
 替え玉もしましたが、これが約3ドル。高い。

 その後、お隣にあるアイスクリーム屋さんでアイスをたべて帰りました。

 さて、秋学期(こちらでは新年度)から graduate school で講義シリーズを持つことになりました。準備をしないといけません。実験もここから、ですし、結構忙しくなっちゃう…がんばらないといけません。

Fig.3 講義カタログより…


● マップ
  Jinya

【サービス紹介】海外送金を安く行いたい① … TransferWise その①




 海外 (アメリカ)で生活していますが、実は生活費は日本の口座に振り込まれています。日本の銀行口座からアメリカの銀行口座への海外送金、結構手数料などにお金がかかります。どうやって送ろうか。

 海外送金はとにかく手数料が高いのが問題です。ゆうちょ銀行では送金金額関係なく一律で2500円。私の使っている三菱UFJ銀行でも5000円程度(さらに受け取り側でも手数料がかかります)。

 そこで、いろいろと渡米前に調べたのですが、今は便利なオンライン海外送金サービスがいくつもあります。代表的なものとして、TransferWise、WorldRemit、xendpay、SBI remit、PayForex などなど。

 今回は、その中で、いくつも使い分けた結果、今実際に私が使っている TransferWise を紹介したいと思います。




 TransferWise は2011年に設立されたサービスで、仕組みはマッチングという方法をとっています。細かいことは省きますが、肝は TransferWise各国に拠点と口座を持っていることです。

 例えば私がアメリカの銀行口座にお金を送りたいとします。

 私が TransferWise を使う場合、日本の私の銀行口座から TransferWise の日本国内銀行口座にお金を振り込みます。すると、TransferWise がアメリカから日本の口座にお金を探したい人を探し、マッチングします(その人は、アメリカのTransferWise 口座にお金を振り込みます)。

 さて、そうすると、次に TransferWise は私のアメリカの口座にお金を振り込み、一方でアメリカの方の希望する日本国内の口座にもお金を振り込みます。

 実際には個々人のマッチングではないようですが、このような仕組みで実際には国内決済を行うのです。そうすると何がいいかというと、国内決済をする分には為替手数料が発生しないのです


というわけで、仕組みの動画

 

 改めて仕組みを。




 さて、ネットで検索するとたくさん TransferWise に関する記事が出ています。私もそういった記事や比較記事を参考にして、日本国内にいるうちにアカウントを開設しておきました。登録にはちょっと時間がかかりましたが、送金は簡単。

 登録するには、
  1. 身分証明書の準備
  2. アカウントの作製
  3. 口座設定
  4. 本人確認書類のアップロード
  5. 郵送で住所確認(1-4営業日)
 の手順が必要です。

 これが完了すると、確認コードが送られてくるので、入力。送金ができるようになります。

 とにもかくにも、手数料もとても安いです。私のように20万円ぐらいを送金するのであれば、銀行と比べると9000円から1万円ぐらいは安くなっています。

 今では毎月生活費を移すのに使っています。

Fig.1 私の TransferWise の送金履歴

 もし海外送金手段をお探しでしたら、TransferWise は1つのおすすめの選択肢です。

 今回は紹介だけですが、また、使い方や注意点、有利に使う方法をまとめたいと思います。さらに、このサービス以外の送金サービスとの比較もしていきたいと思います。










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