【著者】リチャード・C・フランシス
【出版社】ダイヤモンド社
【出版社】ダイヤモンド社
エピジェネティクスについてわかりやすく書かれた一冊。
エピジェネティクスとは、後成説「エピジェネシス」から来る言葉で、わかりやすいところでは DNA やヒストンの修飾によって、「DNAに書き込まれた情報 (ATGCからなるシークエンス)」以外によって表現形が現れること。
遺伝子 (のDNA配列の情報) が分かれば生物がすべてわかる、という考え方がなされてきた時代がありますが、そんなに簡単なことではない。
エピジェネティクスの意義は、端的には遺伝情報・遺伝子は同じでも違う個体になる理由の一つでもあるというところ。
遺伝子 (のDNA配列の情報) が分かれば生物がすべてわかる、という考え方がなされてきた時代がありますが、そんなに簡単なことではない。
エピジェネティクスの意義は、端的には遺伝情報・遺伝子は同じでも違う個体になる理由の一つでもあるというところ。
本書では、生物は後成説でなりたつ、という立場で書かれている。
淡々と最近の研究までを含めて書かれていて読みやすい。
よい。★★★★☆ (4/5)
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