2021年6月25日金曜日

17年ゼミの観察記録③

 静かになったベセスダです。
 全くセミの声も聞こえません。17年ゼミはもう去ってしまいました。

 思えば5週間ぐらい、毎日セミを見てきましたが、やはり去ってしまうと寂しいものがありますね。

 観察日記③ は、この期間に少しセミを観察して絵を描いたのでお披露目…。




 セミさんを一匹捕まえてきて、見ていたらあまりに美しいので5分ほどかけてスケッチしました。全体として黒いボディー、赤い目なのですが、モノクロで。



 やはりセミさんが簡単に捕まえられるので、捕まえてきてちょっと観察させてもらいスケッチ。今度は8分ほど。すばしっこくなくおとなしくしていてくれるのでスケッチしやすい対象です。


 鉛筆一本でさっとスケッチするのは10年ぶりぐらいなので、なかなか対象をうまく観察するのが難しい。しかしそこはセミさんへの愛情でカバーします。
 
 絵を描くとちょっとストレス解消になることがわかったので、スケッチブックと色鉛筆を買ってみました。当然最初に書くのはセミさん。色がなかなかよいバランスのセミさんなんですよね。




 足が黄色いのも結構かわいいですし、羽もゴールデンな感じで綺麗。

 最後に、道で亡くなっていたセミさんを使ってちょっと標本をつくったので(これは観察日記④として書く予定)、羽を広げた標本もスケッチしてみました。

 


 こちらはちょっと気合をいれて60分ほどかけて鉛筆一本で書きました。

 というわけで、セミ記事も散文でたらたら書きましたが、今度セミについて調べてまとめた記事も書いてみようと思います。…といいつつ、なぜか時間がなかなかなくて最近はブログ投稿もままならず…。貧乏暇なし、ちょいと忙しい。

 ベセスダも暑くなってきました。体調に気を付けてまいります。





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2021年6月19日土曜日

17年ゼミの観察日記②

 ここから本格的に夏になってくるであろう感じのベセスダです…。
 が…ここまで5週間程度にわたりそこらじゅうで元気にないていた17年ゼミが一昨日ぐらいから突然鳴き声が小さくなり、本日はほぼいなくなってしまいました。

 17年に一度の大イベントだったわけですが、6週間ほどでささっといなくなってしまいました。寂しい。

 このブログに観察記録②としてちょっと撮影したセミの写真を思い出的に振り返っておきたいと思います。


Fig.1 バス待ちのときに飛んできた


 17年ゼミは実は三種類いて、大きさや色合いがちょっと異なります。
 雄雌もあるので6パターンがみられたわけですが、いずれも結構小さく親指にのせるとこのぐらいです。ピークの時にはとにかく大量に飛び回っていて、道にも落ちていて、バス待ちでも体に何匹もセミがくっついてくるような状況でした。


Fig.2 お気に入りの木にはたくさん


 人気の木があるようで、集中してたくさんセミさんがくっついている木もありました。結構そういうのを探すのが面白いのですが、木の根元にはたくさん死骸がおちているのはなんとも生命の儚さを思い出させます。

 

Fig.3 赤い目、黒いボディ、金色の羽


 なかなか見慣れてくるとかわいらしくてきれいなセミで、こころ惹かれました。
 しかしもうそろそろいなくなってしまいます。17年後、またね。そういう気分。
 観察しつつ、いろいろとセミを見る活動をしたので、また、つづきをブログに書きたいと思っています。



2021年6月1日火曜日

カブトガニの観察日記

 涼しかったり夏のうだる暑さだったりが交互に来ている感じのベセスダです。


 17年セミも非常に元気に鳴き始めており、なかなか壮観な感じですが…今回は満月に会わせてカブトガニの産卵をみに、デラウェア州まで行ってきました。

 この時期、満月の満潮をねらってカブトガニが大西洋側で産卵に現れるとは聞いていたのですが、研究所のポスドク仲間と誘い合わせ、片道2時間半のドライブをして見にいってきました。


Fig.1 当日はスーパームーンに近い

 ベセスダで軽く食事をして、野郎6人、一台の車でデラウェアへ。
 到着した海岸からはちょうど大きな月が昇りはじめたところでした。人もまばらにいる海岸で…砂浜を見てみると…。 


Fig.2 カブトガニ

 カブトガニがたくさん!
 うじゃっといますが、うまく写真はとれず、近づいて撮ってみました。
 さまざまなサイズのものがいましたが、20年近く生きるカブトガニはとても大きい者もいて、ちょっと持ち上げて裏を見せてもらいました。


Fig.3 結構大きい個体もいた

 なかなか強烈な感じですが。
 1時間ほど観察をして帰ってきました。

 なかなか見る機会がないので、面白いイベントではありました。