2018年4月4日水曜日

iDeCo を知っていますか? 個人型確定拠出型年金のおすすめ

 年金の制度ですが、非常に有利な節税対策になる iDeCoを紹介したいと思います。
 


● iDeCo とは、個人型確定拠出年金のこと!



 iDeCo は個人型確定拠出年金のことで運用の内容を自分で決める年金制度のことです。
 加入者は、毎月一定金額を積み立てて、あらかじめ各金融機関に用意されている定期預金・保険・投資信託などの金融商品を選択して自らの責任で運用します。そして、払い戻しの期間になると年金または一時金として受け取るという制度です。

 繰り返しになりますが、簡単に言うと、個々人がプランを選択して加入する年金です。

  公式サイトと言っていいのがこのサイト ▶ iDeCoナビ



● この年金制度のすごいところはその節税効果



 この制度では、積立金額のすべてがなんと「所得控除」の対象で、所得税・住民税が節税できてしまいます。
 さらに、運用で得た定期預金利息や投資信託運用益は「非課税」受け取るときも「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象となります。
 何重にも非課税になるすごい制度なんです。

 資産運用というのは、ある意味では運用リスク以外は手数料・税金とのたたかいとなってしまいますので、長期間運用する金融商品としては、この制度は素晴らしいものであると言えます。

 さらに、この制度で選択可能な運用商品には、定期預金や国債も含まれるため、どうしてもリスクをとりたくない、絶対に投資とかいやだ、という人であっても、元本割れしない商品を選択することも可能なので、節税効果をとるだけ、ということもできます…まぁそこまでリスクをとらないという人は少ないかもしれませんけれども。


● 加入資格と積み立てられる金額



 日本在住の20歳以上60歳未満の方であれば原則的には誰でも始めることが可能ですが、本当に可能かどうかは上記の iDeCo ナビのページからチェックできます。

 積み立て可能金額の上限は、職業によって異なりますが、1万2000円(公務員など)~6万8000円(自営業)までとなっています。



● iDeCOで注意すべき点



 iDeCoでの問題は、60歳になるまで引き出すことができないという点と、運用成績が悪いと当然商品によっては元本割れが生じることがある、という点です。



● iDeCo の始め方



 iDeCo の利用を開始するには、自分で金融機関を選び、iDeCo 専用口座を開設する必要があります。

 上記サイトの「金融機関比較」でしらべることもできます。

 ただし、明らかにおすすめがあります。それは、SBI証券または楽天証券です。
 理由は①商品ラインナップが一番多い、② 手数料・維持費が安い、の二点によります。
 ZAi on line に iDeCo 口座の比較記事があります。
 要点からいうと、SBI証券か楽天証券がおすすめということになります。



● おすすめの本



 ネットにはいくらでも iDeCo をお勧めする記事があり、情報もたくさんあります。
 しかし、本でもということであれば、以下の二点はおすすめです。




 【書名】一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門
 【著者】竹川美奈子
 【出版社】ダイヤモンド社
 【リンク】Amazon 楽天ブックス 7net honto
      e-hon 紀伊國屋書店 ebookjapan 図書館





 【書名】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
 【著者】山崎元、大橋弘祐
 【出版社】文響社
 【リンク】Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo
      7net honto e-hon 紀伊國屋書店 ebookjapan 
      図書館



0 件のコメント:

コメントを投稿