2019年1月30日水曜日

セミナー、雪雪、コンペティターの論文プレスリリース

 今日は朝は曇天それほど寒くないベセスダでした。
 火曜日はセミナーデー。9時から12時30分までセミナー・ミーティング…げっそり。

 実験系の立て直しをしていますが、共通の方法を使いたいスタッフサイエンティストと一緒にトラブルシューティングをすることに。ラッキー。手間が半分。お金も使える。

 午後から雪になりました。


Fig.1 わかりにくいですが雪です

 さて、先週 Nature Microbiology に私が取り組んでいる CAEBV という病気の原因解明という同じテーマの論文が出ました。
 名古屋大学 木村宏 教授グループ。よく存じ上げているうえに、もちろん恩師です。

 論文は Defective Epstein–Barr virus in chronic active infection and haematological malignancy 。次世代シークエンサーを用いた症例の解析で、DDX3X という遺伝子が悪性化する際に変異を獲得していくこと、他の変異も見られること、EBVというウイルスそのものにも欠損がみられ、欠損により悪性化がドライブされることが示されています。

 すごい仕事です。が、CAEBV の原因解明、は言い過ぎかも、しれません。
 ちょっと別の観点から今仕事をしていますが、別の考えをもっています。

 いずれにせよ、コンペティターから仕事がでるとドキッとしますね。
 疾患の全容解明に取り組みたいと思います。

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