2018年12月14日金曜日

クリスマスシーズンになってきました、寒くてなんだか鬱気分、署名活動を考える

 まぁまぁ寒いベセスダです。氷点下ではあります。慣れてきました。

 
Fig.1 今朝のNIH入口

 なんだか寒くて日中は疲れているうえに、夜はぐっすり眠れた気分がしません…少し抑うつ気分です。いやぁなにするのもおっくうだしだるいなぁ…。

 応募していた助成金、日本の民間団体のものすべてダメでした。あーあ。残念。結構気合入れて応募書類書いたんですけれども、厳しいですね。
 まぁいいか…。こういうのも結構疲れちゃいますね。

 さて、アメリカはだいぶんクリスマスシーズンになってきました。
 お店に行ってもサンタクロースとかの飾り付けがたくさんされています。
 うちの研究棟にも可愛い飾り付けが。


Fig.2 クリスマスの飾り付け
 ホリデーシーズンです。

 仕事のペースも上げたいのですが、なんだか気分がのりません。かつ、ちょっと疲れが出ています…年末ですしね。

 ここのところ、集中して読み物ができていません。それもやらないといけない。


 さてこの前、子宮頸癌予防のための HPVワクチンの署名キャンペーンを紹介いたしました。

▶ キャンペーン

 ここを経由して結構な方が署名していただいたようで連絡のメールが来ます。こういう地道な活動ってだいじだなぁと強く思いました。


 で、ちょっと最近、というか以前から考えていたことに付け加えてなのですが、思っていることがあります。

 それは、学会が策定しているほぼ公のためのものである「癌取扱い規約」や「診療ガイドライン」を、私企業の出版社が独占している状態はちょっと公益上よろしくないのではないか、ということを世に問いかけるのに 署名キャンペーンをやってみようかなということです。

 取扱い規約などは、実質(デファクトスタンダードとして)、ほぼすべての診療機関で用いられていますし、情報はもっとオープンになるべきと考えています。少なくとも、紙媒体で揃えないといけないという状況は健全ではないと思っています。

 ガイドライン・取扱い規約自体は内容を学会の著作権のもとにオープンにし、出版はいろいろな会社から行えるようにするとともに、おおもとは学会ホームページまたは公のサイトなどで公開することを原則にできればメリットがたくさんあるように思います。

 もちろんこれは利権に挑む行為であり、反対する人がぞろぞろ出てくるのは必至です。しかし、時代の流れとして、知の独占や公金も入っている知的生産物を私企業の独占利益にすることのバランスが見直されていること、健康や医療に関する公の情報の重要性・透明性・利便性に対する需要が増していること、情報社会の在り方を考えたときオープンのメリットは大きいことなども考えたとき、必然のながれであると考えているのです。

 というわけで、共同発起人を募ると同時に、署名活動をしてみようとおもって現在 change.org の使い方などを研究中です。

 ま、こういうことは地道にやるしかないですね。


 というわけで、今日も今一つな気分ですががんばりましょー。
 

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