カリスマ経営者の逮捕ね…

　今日は穏やかな天気ですこし寒いベセスダです。
　冬の空気。乾燥が少しきつい。

Fig.1 冬空

　出勤中に日本のニュースを確認します。今日はどうやら大きなニュースがあったようで。日産のカルロス・ゴーン経営者が逮捕されたそうですね。

　　▶ 日経新聞　ゴーン会長ら逮捕　約50億円の報酬過少申告の疑い

　悪いことをしてはいけません。

　やっちゃえ脱税？ やっちゃった日産？ いっちゃう日産？ よくわかりませんが。

by 株価チャート「ストチャ」

　株価は少し下がったようですね…。

　そもそも、CEO っていう人種が、異様に高額な報酬を受け取ることの正当性についても昔からその正当性がどこにあるんだかよくわからないんですが、あまりに 強欲 greed で笑ってしまいますよね。欲深いを通り越して醜悪。

　アメリカでは CEO の報酬は異様に巨額です。しかも、隠れた特権も多い。さらには、政財癒着については日本の比ではなく、閣僚やったあとにウォールストリート、また閣僚、みたいなことをやって報酬がスパイラルに上昇していきます。

　異様に巨額な報酬がどうして正当化されるのか本当に、本当に、昔からよくわかりません。どうして高額な報酬が正当化されるのかについては非常に興味があって調べているんですが…。

　CEO 報酬の高額化についてはこの論文(▶ 経営者報酬の高額化に関する研究動向)が面白かったですが、やはりこれだけで説明できない文化・習慣と、個人の強欲があるように思います。

　本では「The CEO Pay Machine」が面白いですが読んでいて、あまりに醜悪な事実に不愉快になります。

　強欲経営者に歯止めをかけるには、投資家が賢く、かつ理性的にならないといけませんね。報酬に対し株主が発言権を持つ「Say on Pay」をしっかりしないといけません。

　話はそれましたが、まぁいずれにせよ、高額報酬の正当性云々は関係なく、違法行為をしたのであれば、アウトですね。コーポレートガバナンスはぼろぼろなんでしょう。

　いずれにせよ、違法はだめ、強欲は醜いです。

　というわけで、お金ってあってもあっても足りないんですかねぇ…普通に貧乏な私にはよくわかりませんが。清貧とはいいませんが、清く生きていきたいものです。
　

　さて、今日はあまり気分が乗らない感じ。空気の乾燥がきつくて、風邪気味になってしまい体調もすぐれません。がんばってやるぞ！という気力がわかない日…まぁそんな日もありますよね…のんびり行きましょう…。
　ちょっとデスクワークをしないといけません…。